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対人支援という意味では私たちの仕事は1対1で接することが多いのですが、実はたくさんの人と関わり、支え合いながらチームで課題解決に向き合っています。
そんな時、一人で抱えてしまうと解決の可能性も下がってしまうかも知れません。
相手の立場で考え、想像し、周囲にアドバイスを求めたり、プロ意識を持って必要な情報を発信、共有することが大切です。
現場経験を積んでいくと、無意識に自分にとっての普通や価値観が醸造され、他人の普通や価値観、考えに共感しにくくなることもあると思います。
そんな時、自分と他人の違いを認め合い、成果を達成するために行動することが必要です。
相手の希望があり、そこに向かう目標が決まると、様々なプロセスを経て結果が出ます。
・それは相手の望んでいた結果だったのか？
・相手の声にならない想いや不安に十分に応えることができたのか？
相手の求める成果から目を逸らさないことが多職種や同僚とのコミュニケーションに繋がり、より良い結果になる可能性が高くなると思います。
だからこそ自分の意見を持ち、周りに発信できる熱量を持った人材を求めています。
私たちは在宅で療養されている方々の自立・自律を看護、リハビリ、ケアプランといった専門的なサービスで支援しています。
利用者様の想いを大切にし、一人ひとりの意思決定を支援することも大切な仕事です。
当たり前ですが、これらはとても難しい仕事です。
なかなか結果に結びつかず歯がゆい思いをしたり、生活期の方は複合した疾患を持っていることも多く、いつ急性期に変わるかわからない危険もあります。
医療機器が殆ど無い中、利用者様の声にならない声を引き出し、顔色や声色、動きなどから普段と何か違うことはないか気づいていく力も求められ、一定の臨床経験も必要かも知れません。
一方、精神的な葛藤や不安などは目に見えないため、人の心を感じ取る難しさを日々感じます。
しかも、在宅での仕事は数年、場合によっては十数年に渡って支援を継続することもあり、信頼を勝ち取るには一朝一夕ではいきません。
一人ひとりと丁寧に誠実に関わり、結果が出なくても諦めず、ブレずにひたむきに前進し、その積み重ねと継続が信頼となります。
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